RSS

カテゴリー別アーカイブ: HP 2133

HP2133 に OCZ 製 SSD を換装!

さて、さっそくいろんな OS をインストールしたり、常時持ち運びに使うための設定や、よく使うソフトウェアを試したりしていたのですが、できればもうちょっと Vista がキビキビ動いてくれるとうれしい。
そこで思い切って、先週末に OCZ 製の SSD (Solid State Drive) を購入してしまいました。
型番はCZSSD2-2C30G で、読み込み速度:約170MB/sec、書き込み速度:約98MB/sec という通常の HDD と比べて圧倒的なパフォーマンスに、ついポチっと。
しかし、その前に実はディスクパフォーマンスを上げようと Samsung の 256MB フラッシュメモリを搭載したハイブリッド HDD (HM08HHI :80GB) を試していて、Ready Boost ならぬ、Ready Drive の効果で、Vista のキビキビ度を上げようとしていましたが、、、結論からいうとやっぱり SSD を体感してしまうと、戻れない。。。それくらい体感できるぐらいキビキビ度が増しました。

ちなみに、HP2133 に最初に搭載されていた 160GB の HDD は、S-ATAHitachi の 5K250-160 (HTS542516K9A300) というもので、2.5インチ Serial ATA-HDD,160GB,5400rpm,8MB,3Gbps対応のものでした。これが最初に搭載されていたので、てっきり HP2133 の HDD は S-ATAⅡだと思っていたのですが。。。

さて、換装は結構簡単で、バッテリーを外して、裏からキーボードを固定しているネジを3本外します。
すると、キーボードを手前側に傾けることができ、本体の中が見れるようになります。

メモリと HDD は写真のように、とても簡単に取り外しができるような、位置に存在します。
(写真はすでに HDD を取り外した状態です。)
HP2133-Intl

で、HDD の取替えは、HDD カバーを固定している3本のネジを外すだけ。
HDD は固定用のカバーがついているので、それを外し、HDD と本体をつなぐケーブルを外して、いよいよ SSD に取替え。

OCZ-SSDv2

OCZ の V2 からは、Firmware 書き換え用の USB ポートが付いています。
後は、元にあったようにパーツを組み上げていくだけ、、、です。すごくあっけなかった。。。

で、CrystalDiskMark で計測した結果がこれ。

OCZSSD2-2C30G (CORE Series V2)
Serial ATA-2, 30GB, 3Gbps 対応

OCZV2-30G-01

うーん、MAX 170MB/sec じゃなかったか?。。。と思いましたが、HP2133 の HDD コネクタは S-ATAⅡ (MAX 300MB/sec )ではなくて S-ATA (MAX 150MB/Sec) なのでこれが限界なのかも?と思いました。しかし、そうだったとしても150近くまでいって欲しい。。。もうちょっとパフォーマンスが上がるように調整できないか?またいろいろ試してみます。
まぁ、それでも読み込みで 132.2MB/Sec は大満足な結果です。デフォルトで搭載していた HDD の約3倍のスピードです。そりゃ体感できるよなぁ。。。と。

ちなみに、元の HDD の結果と、サムスンのハイブリッドの結果は以下のとおり。
サムスンのハイブリッドHDD はこの計測結果以上に実際の利用においては、アプリの起動・切り替え・OSの起動などあきらかにパフォーマンス UP してました。でも Vista でないと NV キャッシュは認識してくれないので、要注意です。

Hitachi_Samsung

ついでに Vista の起動時間を計ってみると、電源投入からログオン画面まで 1 分切った。
(デスクトップ表示まで含めると1分半ぐらいかも?)
いままで2分超えてたので、これはすごいです。これでバッテリーの持ちもさらに延びそうです。詳細は追ってまたレポートします。

しかし、Vista と Office をインストールすると、30GB の HDD では、半分ぐらい使ってしまいます。
なので、 HP2133 をさらにストレスなしにするために、メインメモリが 2GB近くもあるのでページングファイル(仮想メモリ)ををナシに設定し (ページングファイルを使わなきゃならないような過酷な使い方はたぶんしないと思うので。。。)、それから、スリープしか使わないので、搭載メモリ量と同じサイズ分あるハイバネーション用のファイル削除するために、ハイバネーション機能を完全 OFF ( Command Prompt から > powercfg -H OFF) にする (ハイバネーション用のファイルも削除されます。) と、仮想メモリ分+ハイバネ分で合わせて約 3.5GB 容量が空いた!

今後データ類は、16GB の SDHC カードを差してそちらに保存していくように運用すれば、HDD の空き容量気にしなくて済みそう。16GB でも今は 4000 円ぐらいだし。。。32GB の SDHC がもっと安くなってくれれば。。。

 
コメントする

投稿者: : 2008-09-15 投稿先 HP 2133

 

HP 2133 Mini-Note ゲット

こんばんは。
久しぶりにデジタルガジェット。。。というには大きめですが、買ってしまいました。。。

HP2133_01

HP 2133 Mini-Note なんですが、オークションにて、
ほぼ新品を送料込みで6万ピッタリの即決で。

もちろん?ハイパフォーマンスモデルです。

このあたりの小型のノートは以前から欲しいと思っていたのですが、ネット上でスペックとかクチコミなどを閲覧するだけで、実際に買うのは躊躇していたのですが、、、
先月 US から TAP チームの Patric という PM が来日してた時、たまたま新宿西口のビックカメラに行って、PC 売り場を見ていたら、彼が工人舎の小さなワンセグ機能付きのノートをえらく気に入って見ていた間、私もその周りにあった、eeePC や 2133 などを実際に触わることができたのが、きっかけになりました。

 

私個人の感想としては、どれも体感的には同じような感じがしたのですが、圧倒的に質感というか、存在感があったのが、HP 2133 でした。
やっぱり安いノートPCとはいえ、ノートPCで (私が勝手に思っている) 重要なポイントである、"持っていたいと思えるモノ" であることと、ノートなので、"入力が快適である"ことは、譲れない、という点で、2133 は久しぶりにそう思えるモノでした。
(個人的には + トラックポイントだったらなぁ。。。と。)

 

で、巷では、Vista での利用はきびしいとか、起動が遅いとか、発熱がすごいとか、いろいろ悪い点が目立つようですが、、、

一番の弱点は、バッテリーの持ちが悪い、という点でしょう。正確には、他の UMPC やサブノートよりもバッテリーが持たない、というのがいいと思います。
実際、標準でついている 3セルのバッテリだと、Wireless LAN で接続しながら、Outlook と OneNote を起動させ、IE で Sharepoint サイトをみて、必要に応じて資料の PowerPoint ファイルを開く、、、というミーティングで使っていると、およそ 2時間ぐらい持ちます。
90分で全体の90%まで急速充電できるという特徴を持っていますが、1時間ずつのミーティングを休みなしで2回行うと、次のミーティングでは、AC電源が必要になります。で、マシンを使いながらだと当然バッテリーへの充電も遅くなることを考えると、一度バッテリーが切れたら以降 AC必須状態になるので、ハイパフォーマンスモデルについている 6セルのバッテリーが付いていることには妙に納得してしまいました。例えば、午前中1時間ぐらいのミーティングを2回行い、3セルのバッテリーが切れたところで、6セルバッテリーに交換して、午後1時間ぐらいのミーティングを2・3回行ってピッタリって感じでしょうか?
ただ、これだと社内での仕事にはいいと思いますが (いざとなったらAC電源供給できますし)、外で1日中仕事されるような方が、持ち歩いて仕事で使うには、厳しいんじゃないか?と思いました。

続いての弱点っぽいのは、これも他との比較になってしまいますが、CPU の処理ですね。
Vista のパフォーマンスで VIA C-7 1.6Ghz は、スコアが2です。だからといって、もたもたした感はあまりないです。アプリケーションの起動も、切り替えも比較的キビキビしていると思います。もちろん重いアプリケーションを動かしたときは別ですが。。。
CPU のスコアがいまいちな割には、キビキビ感があるのは、全体の構成のバランスによるものなのかな?と思います。CPU 処理に圧倒的に依存しているようなエンコード処理などは、苦手かもしれませんが、ディスクアクセス (SATAII (3Gb/s))に、VRAM256MB、CPUの FSB が 800Mhzなど、総合的なところで体感パフォーマンスをあげることに成功していると思います。

ただし、この辺りの追求によって、結果的にバッテリーが持たなくなっているように思えますし、また他のバランスが良い反面、CPU の負荷が目立ってしまっています。

発熱は BIOS の設定の中の 「AC 利用時は常に FAN を回す」 としておけば、そんなに気にならないですし、バッテリー利用時は 6 セルの場合は、バッテリーのおかげでキーボードがチルトアップされた感じになり、熱を逃がしやすくなります。

個人的には XP で利用するにはちょっともったいなく、Vista での OS の起動や、アプリケーションのパフォーマンスについても、もたつく感じはしなかったのですが、省電力効果と、HDD の温度を下げて、且つパフォーマンスと、OS の起動を早くする効果を挙げるために、SSD に換装しようかと思ったのですが高いので、ReadyDrive (ReadyBoost でなくて。) に対応しているサムスンのハイブリッド HDD に換装してみました。
(と、この記事書いている間に、友人から OCZ の SSD が安くてパフォーマンスがいい、と聞き、結局 SSD も買ってしまいました。)このあたりのパフォーマンスの比較はまた後日。。。

ということで、個人的には大満足な1台で、これからちょこちょこレジストリを触りながら、もっとキビキビ動く Vista に仕上げてみようと思います。
(社内では、Windows7 のセルフホストもしてみようかと。。。) SSD に換装し終わったら、スワップファイルを無効にして、Log を必要最小限のものにして、サービスも必要なものだけ残して、Bluetooth OFF にして、、、うーん、やりたいこといっぱいだ。。。あっ、Linux も入れてみなきゃ。US モデルは SUSE だったかな?

 
コメントする

投稿者: : 2008-09-01 投稿先 HP 2133