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OneDrive for Business の Troubleshooting の基本

こんにちは。久しぶりの Blog 更新です。

ちょうど 1 年前の Advent Calendar に書いて以来ってことは。。。来年は、もうちょっと頑張ります。

さて、Microsoft を 11 月に卒業し、KonicaMinolta Inc. で働き始めたわけですが、早速 SharePoint Online も使い始めています。今回は、私が OneDrive for Business のサポートをしていた時に基本的な問題の切り分けに使っていたトラブルシューティングの基本的なところを、おさらいしておきたいと思います。

OneDrive for Business で問題が発生して、サポートへ連絡する前に、これらの情報を抑えておいてもらえると、サポート側としてはスムーズに対応ができるので、お互いに Happy になれるかと。。。

容量について

既定では、1 TB。以下の PowerShell コマンドで、まずは 5 TB まで引き上げられる。 5 TB 以上必要な場合はサポートへ連絡。

>Set-SPOTenant –OneDriveStorageQuota <QUOTA (単位は MB)>

上記、設定後、既存の OneDrive のサイトにも反映させるには、以下のように実行。

>Set-SPOSite –identity <site URL> –StorageQuotaReset

ODB_StorageMgmt

また、以下のコマンドで、OneDrive サイトの詳細を確認できます。

>Get-SPOSite –identity <siteURL> –Detailed | select *

容量関係の情報だけ確認したい場合は、”Storage*” で選択するとわかりやすです。

>Get-SPOSite –identity <siteURL> –Detailed | select Storage*

OneDrive アクセス時に 404 エラーや関連付けID (Correlation ID) が表示される場合

404 エラーや関連付け ID が表示される場合は、Fiddler で問題再現時の Log を取得しましょう。Fiddler についてはまた詳しく紹介できればと思っています。

  1. Fiddler を起動させるとすぐに HTTP 通信のキャプチャが始まるので F12 を押して、ストップさせます。
  2. ツールバーの [X] ボタンから “Remove all” で、取得したログを消しておきましょう。
  3. そのままだと、Office365 で使われている HTTPS 通信のキャプチャーができないので、[Tools] – [Telerik Fiddler Options] を開き、”HTTPS” タブの [Decrypt HTTPS traffic] にチェックを入れます。
  4. すると、Trust the Fiddler Root certificate? と聞いてくるウィンドウが表示されるので、[Yes] をクリック。FiddlerOption
  5. さらにセキュリティ警告とともの、証明書をインストールしますか?と聞かれるので、[はい] をクリック。
  6. 通常は、すべての Process の HTTPS 通信をキャプチャーしてしまうので、必要なプロセスのみに絞るために、[(+)Any Process] とあるボタンをドラッグして、OneDrive を表示させているサイトへドラッグします。
  7. これで準備完了です。F12 キーを押して Capturing モードにして、問題を再現させます。

問題を再現させた後、エラーが表示されたプロセスをクリックして、Inspectors で Response Headers を確認します。Miscellaneous に記載されている SPRequestGuid の値が関連付け ID (Correlation ID) となります。SharePoint Online の場合はサポート エンジニアのみが、この関連付け ID を使って ULS Log を確認できますので、エラー内容が表記されていない場合、問題を特定するためにはこれらの情報 (Fiddler Log) をサービス リクエストと一緒に送付しましょう。また、Colleration ID は古いものだとマイクロソフトのサポート側でもログが取得できない場合があります。できる限り最新のログを送付しましょう。

CorrelationID

問題が再現したタイミングの Process がわかりにくい場合は、スタート ボタンから “PSR” と入力して “ステップ記録ツール” を起動させて、記録させた状態で Fiddler を起動し、問題を再現させれば “ステップ記録ツール” の情報から問題発生時刻を確認して Fiddler ログと照らし合わせることができます。

また、エンドユーザーとかに、もっと簡単に Fiddler のログだけとりあえず取得させたい場合は、FiddlerCap が便利です。

OneDrive の Log など

OneDrive の Log などは、以下に保存されています。

%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\OneDrive

  • 17.3.6***.**** というバージョン番号の書かれているフォルダーには各言語ごとのリソースファイルが入っていたりします。
  • セットアップで何か問題が発生していないかなどを確認するには、上記の中の “setup” 内の [Logs] フォルダーに、.log ファイルが保存されています。
  • また、設定の構成情報やポリシーは、”Settings” 内の [Business*] フォルダーに、global.ini (構成情報)、ClientPolicy.ini (動作ポリシー情報) として記載されています。
  • “Logs” 内にある、各フォルダー内などにある、.odl や .etl ファイルには、同期時のトランザクションが記録されています。これらのファイルの内容は特殊なツールが必要になりますので、同期時の問題でできる範囲のトラブルシューティングで解決しない場合は、これらを zip などで圧縮してサポートへお問い合わせいただくと、初動が早くなるかと思います。

その他にも、アプリケーションとしてのエラーを見る場合は、eventvwr (イベント ビューアー) などでエラーが出ていないかを確認したり、することもあります。個人的には、個人用の OneDrive と同期ツールが一緒になったタイミングの NGSC (Next Generation Sync Client) と呼ばれるバージョンになったぐらいから、かなり問題は少なくなってきていると思います。

問題解決の時間短縮を図る場合は、上記のような基本的な情報を確認しておき、サポートへ問い合わせの際はこれらの内容を伝えられるようにしておくと、スムーズに解決できると思います。

最後に、トラブル シューティングに活用できる、公開されている KB やオンライン サポートのページを紹介しておきます。

最新版の OneDrive のダウンロード先 (最新版の OneDrive がインストールされているかどうかも確認できる)

企業などエンタープライズ環境での新しい OneDrive 同期クライアントの展開

  • Business アカウントを既定にするとか、展開ツールはこちら
  • グループ ポリシーとレジストリを使って、管理設定をする方法についてはこちら

KB3125202 新しい OneDrive for Business 同期クライアントを使用してファイルおよびフォルダーを同期する際の制限事項

その他の OneDrive 関連の Link

 
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投稿者: : 2016-12-10 投稿先 Office 365

 

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