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W3C MMI Architecture ワークショップ @慶応大

17 11月

こんばんは。短めにまとめようと思いましたが、文才がないので今日は (今日も?) 長文です。
今日は W3C マルチモーダル対話 (Multimodal Interaction) WG が主催する、GUI,音声,手書き入力等,Webアプリケーションで利用される様々なインタフェースを統合するためのフレームワークである、Multimodal Architecture and Interfaces (MMI アーキテクチャ) に関するワークショップに、Workshop Chair の W3C の芦村さんに誘われて、ディスカッサントとして参加してきました。

  MMI_WS02 MMI_WS01

特に、私は MMI アーキテクチャに精通しているわけではないのですが、今後重要となるであろうマルチモーダル対応をブラウザとしてどのように扱っていくのか?またどのような実装を、W3C のメンバーおよび、注目している各企業の方々が欲しているのか?また、それらを Microsoft のだれがどのように扱っていくべきか?ということを判断し、適切な担当者にフィードバックするために、参加させていただきました。

11/16 – 17 と 2 日間の日程でしたが、金曜日はちょっと都合が悪かったので、17 日のみの参加となりましたが、参加されていた各企業の方々ならびに W3C のメンバーの方とも、とてもよいコミュニケーションがとれ、短い時間の中で次につながるものを得ることができました。

実はこのワークショップに参加するために、いろいろと社内で調整をしていた (すでに W3C Working Group に参加されている阿南さんからもいろいろご指導いただきました。) のですが、その中でも Chris Wilson さんに紹介してもらった、Windows Mobile Internet Explorer 担当の Paul Nelson さんと、TabletPC 担当で InkML を検証していた Tom Russo さんからは、かなり前向きな姿勢であることのリプライを受けていたので、彼らと一緒に参加できることを楽しみにしていましたが、都合がつかず今回は参加できませんでした。

セッションの内容は、こちらから Agenda が見れ、プレゼンテーションなどを自由に閲覧できるので、あまり詳細は紹介しませんが、(と、書きつつ、長くなりました。。。) 冒頭からとても興味深いことが紹介されて、HP Labs India の Sriganesh さんが紹介していた Pen Input では、Fly Pen の紹介とか日本の IME の漢字の部首などの入力で入力候補が出てくることなどが紹介されていたり、T-Mobile で有名な T-System の Ingmar さんは携帯を例に、Kinesthetic Input Modality (ハードウェアなどの動的なアクションをどのように扱うか?) ということについての、DEMO と今後についての懸念事項について、話されていました。お二人とはセッション終了後の休み時間に、話をさせていただき、特にこの W3C で定義すべきこととそうでないこと(OS やブラウザなどから、どのようにハードウェアを制御するか?といったインターフェースの部分など。。。) について、もっとブラウザベンダや OS ベンダとも話し合って行きたいと言っていました。私が、ActiveX コントロールなどに頼らずに実現するためには、OS/ブラウザ ベンダにおける API などの実装と提供が必要だと言ったことに対して、びっくりしていたようですが。。。

お昼前には、豊橋科学技術大学の新田先生が Moderator を努められ、日本 IBM さんと、職業能力開発総合大学校の大野先生から、また興味深いプレゼンテーションがありました。日本 IBM さんがプレゼンされた内容においては、このワークショップの最後まで議論になっていた Interaction Manager がどこまで実装すべきか?といったことから、SCXML の実装、ハードウェアの Behavior のタイミングの取り扱いということについていろんな Suggestion がありました。(しかし、おおよその内容はわかったのですが、細かい点や他の技術との兼ね合いによる問題点などについては、私の勉強不足でついていけませんでした。。。勉強します。。。) 
大野先生のプレゼンでは、いきなり Small Screen における問題点が挙げられていて、私はこれに飛びつきました。というのも、Chris Wilson さんに紹介してもらった Mobile IE 担当の Paul Nelson さんはメールで私に、特に2.5 インチという狭い解像度のなかでどんな問題があるのか?シナリオはないか?ということを聞いてきて欲しいと言われていたので。。。でもって、プレゼン後、大野先生とそういう経緯と Small Screen についての話をしたら、なんと Paul Nelson とは面識があるということでした!ということで、Paul には大野先生が言っていたことがフィードバックだ、と伝えようと思います。さらに、Vertical Layout の話などもしていて、私と同じチームにいる阿南さんとも面識があるということで、そのあたりのことや、先生が大学で研究されていることや、JEITA での活動についてもお話くださいました。ありがとうございます。

ランチでは、ちょうど私と大野先生の話を聞いていた、W3C Keio Member の Felix Sasaki さんが Vertical Layout のことに興味を持っていて、また阿南さんとも親しいということもあって、Internet Explorer などの技術的な話から、ランチ中は芦村さんも入って、W3C メンバーに私生活はあるのか?ということや、なぜ Felix さんは "Sasaki" という日本語名を持っているのか?とか、話をしながら、カキフライランチをおいしくいただきました。(ごちそうさまでした。)

その後、記念写真をみんなで撮ろう、ということで、みんなとゾロゾロと本館前に歩いている途中で、芦村さんと Co-Chair を努める Deborah さん (とても柔和な方で、彼女の英語はとても優しい感じがしました。易しいでなく、優しい英語って初めて感じました。。。) と一緒に、東京は寒いね~、私はやっぱり冬よりも夏が好きだわ、というたわいもない話から、電車通勤してる話から、車の免許は取ったほうがいいわよ~と、ここでも言われてしまった(笑)。

(写真は、集合写真を撮る直前の様子。中央のブルーのセーターを着ているのが、京都工芸繊維大学の荒木先生と、右隣が W3C Keio の Felix さん。何を話してるんでしょうかねぇ~?)
ちなみに、荒木先生とも休憩時間にちょっと話をさせていただいて、W3C の Douglas さん(あれ?もしかしたら HP Labs India の Sriganesh さんだったかも。。。)が Lipi Toolkit で Online Handwriting Recognition のデモをやった後に、この Lipi の実行後のソースについて、そのタグの意味しているところを教えていただきました。ありがとうございました。と同時に、もっと勉強せねばと、痛切に思った。。。先生は Speech Application Language Tags (SALT) について質問したいことが出てくるかも、と言われていたので、Mozilla24 に一緒に参加した Web Dev の渡辺さんとかに聞いてみようと思う。。。

Araki_Felix

他にも、1 日参加した WorkShop にしては、参加されていた方全員と話をすることができて、書きたいことはたくさんあるのですが、また話が発展したときに、書こうと思います。(そういえば、InkML についても書いてない。。。)

しかし、皆さん、勉強熱心だ。。。久しくこういったアカデミックな雰囲気を忘れていたので、よい刺激になりました。W3C の Member 登録も無事承認されたので、他の Workshop などにも参加して、特に日本の企業や研究機関方が注目しているトピックについて、日本から US のチームにエスカレーションしていきたいと思いました。それがうまく、日本の IE ユーザーに IE を利用することに対するメリットや利便性として現れてくれば、言うことなし!ですね。

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投稿者: : 2007-11-17 投稿先 Internet Explorer

 

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