第一段階までのセットアップが終わったところで、これ以降のセットアップは、リモートデスクトップ経由で行いたいので、その準備をしておきたいと思います。
まずは、LAN 側の NIC(ネットワークカード) の IP アドレスを固定で割り当てておきます。
ローカルのIP アドレスは、今回はプライベートアドレスの 192.168.1.0/24 を使います。
サーバーなので、わかりやすく 192.168.1.100 とでも割り当てておきましょう。当然サブネットマスクは、255.255.255.0 です。
デフォルトゲートウェイは、サーバは今はまだインターネットに接続する必要がないので、空欄のままにしておきます。これを設定してしまうと、勝手に Windows Update で余計なものを自動的にダウンロードしてくるので。。。
さて、ネットワークが確認できたら、リモートデスクトップを有効にします。
方法は簡単にしか説明しませんが、マイコンピュータを右クリックしてプロパティを選択し、システムのプロパティを表示させます。システムのプロパティからリモートタブをクリックして、"リモートデスクトップ"にチェックを入れてOKです。
リモートデスクトップで接続できるか確認したいと思いますが、セットアップ中は常にコンソールにログインしたいので、コマンドラインから、次のように入力します。
%SystemRoot%\System32\mstsc.exe /console
もしくは、"リモートデスクトップ接続" のアイコンを右クリックしてプロパティを表示させ、"ショートカット" タブの "リンク先" の記述に上記の "/console" を追加しておいてください。これで常にコンソールにログインできます。
リモートデスクトップ接続をクリックして、ローカルのIPアドレスを入力してログインできれば、以降の作業はリモートデスクトップ経由で設定できます。
ちなみにログインユーザ名は Administrator で パスワードはインストールのときに設定したものを使います。