RSS

日別アーカイブ: 2004-11-09

最初のセットアップ後の補足

第一段階までのセットアップが終わったところで、これ以降のセットアップは、リモートデスクトップ経由で行いたいので、その準備をしておきたいと思います。

まずは、LAN 側の NIC(ネットワークカード) の IP アドレスを固定で割り当てておきます。
ローカルのIP アドレスは、今回はプライベートアドレスの 192.168.1.0/24 を使います。
サーバーなので、わかりやすく 192.168.1.100 とでも割り当てておきましょう。当然サブネットマスクは、255.255.255.0 です。
デフォルトゲートウェイは、サーバは今はまだインターネットに接続する必要がないので、空欄のままにしておきます。これを設定してしまうと、勝手に Windows Update で余計なものを自動的にダウンロードしてくるので。。。

さて、ネットワークが確認できたら、リモートデスクトップを有効にします。
方法は簡単にしか説明しませんが、マイコンピュータを右クリックしてプロパティを選択し、システムのプロパティを表示させます。システムのプロパティからリモートタブをクリックして、"リモートデスクトップ"にチェックを入れてOKです。

リモートデスクトップで接続できるか確認したいと思いますが、セットアップ中は常にコンソールにログインしたいので、コマンドラインから、次のように入力します。

%SystemRoot%\System32\mstsc.exe /console

もしくは、"リモートデスクトップ接続" のアイコンを右クリックしてプロパティを表示させ、"ショートカット" タブの "リンク先" の記述に上記の "/console" を追加しておいてください。これで常にコンソールにログインできます。

リモートデスクトップ接続をクリックして、ローカルのIPアドレスを入力してログインできれば、以降の作業はリモートデスクトップ経由で設定できます。
ちなみにログインユーザ名は Administrator で パスワードはインストールのときに設定したものを使います。

 
コメントする

投稿者: : 2004-11-09 投稿先 SBS

 

セットアップの開始③

プロダクト キーの入力が終わると、、、

( コンピュータ名と Administrator のパスワード )
ここでは、インストールしているサーバのネットワーク上で識別するためのコンピュータ名と管理者の Administrator のパスワードを設定します。
コンピュータ名は、なんでもいいと思います。同セグメント内に他に複数のサーバやクライアントがある場合は、名前が重複しないようにして、さらにそのサーバがどんな役割を持つものなのかわかるような名前もいいと思います。
わかりやすい名前だとセキュリティ上、穴が開いてしまう!ということでしたら、まったく関係のない名前をつけるのも良いかもしれません。
パスワードはとても重要です。ここで設定したパスワードを忘れてしまうと、他に管理者権限のあるユーザを作っておかない限りサーバに対する完全な権限を失ってしまうことになります。
ですが、わかりやすいパスワードは悪用されたり、サーバをのっとられる危険性を持つことになります。
なかなか頭の痛いところですが、複雑且つ忘れにくいパスワードを心がけてください。
そのためには、アルファベットだけでなく、数字、記号、大文字小文字を含み、7文字以上のパスワードをお勧めいたします。
幸い?数字キーには記号がついているので、このあたりをうまく組み合わせるのがいいかもしれないですね。
紙などに書き留めて、それをサーバのディスプレイに貼り付けておく、なんてことは絶対にしないでください。(パスワードの意味がなくなります。。。以前、そういう現場を目撃したことがあったので。。。)
入力後、"次へ"をクリック。

( モデムのダイヤル情報 )
モデムのダイヤル情報は、FAX サーバを構築する際の基本設定となります。
モデムが搭載されていなければ、この画面はでてきません。この画面が出てきたら、最低でも市外局番だけは入力しないと次に進めません^^;
入力後、"次へ" をクリック。

( 日付と時刻の設定 )
そのときの日付と時刻を設定します。基本的には BIOS で設定されている日時を反映しますが、間違っている場合は、設定変更してください。また、ここで間違っている場合は BIOS での設定も間違っている可能性があり、BIOS で日付が狂うときは、内蔵電池がヘタっている可能性があるので、内蔵電池の交換を考えましょう。
ここの日付が狂っていると、展開するクライアントなどに影響が出てきます。
設定後、"次へ" をクリック。

これで、第一段階のセットアップが終わります。
必要な残りのファイルのインストールが始まり、終了後自動的にリブートがかかります。
リブート後、Ctrl + Alt + Del でのログイン画面が出てきます。

 
コメントする

投稿者: : 2004-11-09 投稿先 SBS

 

セットアップの開始②

前回の続きです。

パーティションの選択が終わり、フォーマットが完了すると、インストールに必要なファイルがハードディスクにコピーされます。それらが一通り終わると、、、

( 地域と言語のオプションの設定 )
この設定では、言語に関わる基本的なことを設定します、、、が、日本語版を使っていて、日本で構築するのなら、デフォルトの設定で特に問題ないはずです。西暦の表示の仕方など、こだわる人は、"カスタマイズ" をクリックして変更してみてください。
テキスト入力については、デフォルトの入力方法が、"ナチュラルインプット"になっています。私は "スタンダード" が好きなので当然変更します!
問題なければ、"次へ"をクリックします。

( ソフトウェアの個人用設定 )
名前と、組織名を入力します。ここでの組織名は省略可能です。後ほど Exchange Server で設定する組織名とは特に関係ないので、気楽に入力してください。
入力後、"次へ"をクリック。

( プロダクト キー の入力 )
ここで、プロダクト キー を求められます。パッケージだと、CD-ROM/DVD ケースの裏にオレンジ色のシールに書かれています。Caps キーを押さなくても大文字で入力されます。似た文字の入力ミスに気をつけてください。
僕がミスしやすいのは、Q と 9 とか、M と N、V と U、L と I と1 、でしょうか。。。
入力後、"次へ" をクリックして、入力したキーに間違いがなければ、次の画面に進みます。

つづく。。。

 
コメントする

投稿者: : 2004-11-09 投稿先 SBS